インプラント|西東京市の歯医者【向台ソラーレデンタルケア】女性医師、小児専門医|田無

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小児歯科

Pedodontics

Pedodontics

小児歯科

小児歯科とは

小児歯科とは

赤ちゃんの頃に生えてきたかわいらしい乳歯から、乳歯が生えそろうまでの間、そして、永久歯への生え変わりが完了するまでの年月で、お口の中と顎はダイナミックに変化していきます。子どものお口は大人のミニチュアでは決してありません。子どもの歯は永久歯を正しい位置へと導き、咬み合わせを含めた骨格形成をサポートする大切な役割を担っています。また、お口の中だけではなく、心身ともに発育する大切な時期での歯科との関わりはとても重要な意味を持ちます。そんな繊細な子どもたちの歯を専門に診るのが小児歯科であり、当院では小児歯科専門医の資格を持つ歯科医師が拝見いたします。当院の小児歯科は、まだ歯の生えていない0歳から12歳くらいまでのお子様を対象にしています。

日本小児歯科学会認定専門医として

日本小児歯科学会認定専門医として

当院には、日本小児歯科学会認定専門医が在籍しております。小児歯科専門医は、小児歯科に関する高度な専門知識と一定基準以上の治療経験や治療技術を持つ小児歯科医に対して、厚生労働省の認可を受けた小児歯科専門の歯科医師です。専門医の資格は、日本小児歯科学会が認めた大学付属病院などの医療機関で5年以上の臨床経験を持ち、小児歯科に関する報告の発表や試験に合格した歯科医師に与えられます。資格取得後も、一定期間ごとに更新することが決められており、専門医としての高い臨床レベルを維持することが求められます。

看板やホームページに「小児歯科」と書かれていても、「小児歯科専門医」が在籍しているとは限らず、全国の歯科医師の1%しかいない小児歯科専門医の小児歯科診療を受けられる歯科医院はごく一部です。自身も2児の母であり、保護者の方々と同じように子育ての悩みや楽しみを日々感じながら、成長期の真っ只中にいる皆様のお子様たちを、いっしょに子育てをするような気持ちになって、小児歯科診療に取り組んでまいります。

小児歯科の重要性

小児歯科の重要性

乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備の役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。また、顎の骨の成長や知能の発達、発音やお食事の食べ方、正常な咬み合わせにも影響を与えます。乳歯だから虫歯になっても問題ない、永久歯に生えかわるから大丈夫と思われている方も少なくありません。その考えは大変危険です。乳歯にある虫歯や歯列不正、不正咬合、食べ方や飲み込み方などの機能、普段のお口の機能の低下や外傷などの問題が、その後のお子様の成長に与える影響はとても大きいのです。成長に合わせた適切な治療や予防を行うことで、健全な発育を歯とお口から支えていくことが大切です。

歯医者さんは身近な存在

歯医者さんは身近な存在

お子様が初めて歯医者さんと出会うのはいつでしょうか。歯科検診でしょうか。それとも虫歯になってからでしょうか。小児歯科専門医としておすすめする歯科受診開始時期は、0歳の乳歯が生える前です。その時期から知っておいていただきたいことやお口の機能の変化を診ることはとても大切です。もちろん、歯が生えてきた後でも受診するタイミングはたくさんあります。お口に何も問題がなくても定期的にぜひ受診してみてください。歯科とのお付き合いは一生涯続きます。お子様が小さなうちから歯科に通うことで、歯科が「虫歯を治す場所」や「苦手な場所」ではなく、「虫歯やお口のトラブルを予防する場所」「身近な存在」という感覚を持つことができます。定期的なメインテナンスを習慣化することで、生涯を通してお口の健康を守るということにつながります。「歯医者さんを怖がる」「歯医者さんへ連れて行くタイミングがわからない」「うまく磨けない」「障がいがあり受診できる歯科医院がわからない」などなど、ご心配なことはありませんか?ご本人と保護者の方々と一緒に良い方向へ進んで行きたいと考えております。

泣いてもよいのです

泣いてもよいのです

歯科では、低年齢や恐怖心のあるお子様ですと、もちろん泣いてしまう子もいます。ですが、泣き方や泣く理由は、年齢により変化していきます。泣くことで頑張れるという子もいます。心身の成長ととらえ、ご本人と保護者の方々のお話をよく聞いた上で、ご本人に合った診療を行ってまいります。泣いてしまうことを理由にその時に必要な治療を先延ばしにすることは、お口の中に対しても、心身の成長に対しても、あまり良い結果を招きません。状況にもよりますが、もし泣いたとしても必要であればしっかりと治療いたします。重要なことは「泣きながら行った治療を、そのままで終わらせない」ということです。苦手なことをされることが歯科の全てではないということを理解していただけるよう、その後の診療も大切に進めてまいります。当院では、恐怖心のあるお子様や障がいをお持ちの方のための個室を用意しております。お互いに笑顔で「またね!」と言える場所に必ずなれると信じています。

保護者の皆様へ

保護者の皆様へ

お子様が歯科を好きになれるよう、ぜひご協力をお願いします。

お子様のご機嫌の良い時間帯にご予約をお取りください

お子様には頑張れる時間があります。いつもお昼寝をしている時間や疲れが出てくる時間帯、間食の時間などは極力避けて予約をお取りください。

ご本人にマイナスな言葉をかけないようにしましょう

治療の際、当院ではお子様が恐怖心を抱かないよう様々な工夫をして、痛みを感じにくく、リラックスしていただけるよう心がけております。保護者の方から「痛い?」と頻繁に聞いたり、「注射をする」「ドリルで削る」などのマイナスなイメージを抱くようなお声がけは極力避けていただき、お子様が前向きに頑張れるよう、保護者の皆様にもご協力をお願いいたします。

ウソをついて歯科へ連れて行かないようにしましょう

歯科へ行くことに積極的ではないお子様には、つい「ちょっとお出かけするだけ」「何もしないから」などと話しながらこっそり歯科へ連れていきたくなることもあると思います。ですが、ウソをついて歯科受診をすると、ウソをつかれたご本人にとっては歯科へのマイナスイメージや、保護者の皆様や歯科医師への不信感へつながります。可能な限りで良いので本当のことをお話しし、「何のために、何をしに行くのか」ということをじっくりお話ししてから来院していただきたいと思います。

治療を行う前のトレーニングを行う場合があります

歯科が初めてであったり、恐怖心のある場合、障がいをお持ちのお子様の場合などは、初回から治療に入るのではなく、治療を開始する前にトレーニング(練習)を行うことがあります。お子様の状況によりご本人と保護者の方とお話し合いをしながら進めてまいります。緊急時や早期の治療が必要な場合は、トレーニングに時間を割かずに治療を開始することもありますが、その後のケアも適切に行ってまいります。

リラックスして来院してください

大人でも緊張してしまう歯科。小さなお子様であればなおさらです。お子様は大人の気持ちを敏感に汲み取り想像をふくらませるため、保護者の不安な気持ちは伝わります。保護者の方がまずはリラックスした態度でお子様に接することで、お子様はより安心し、歯科への抵抗感を和らげることができます。

たくさん褒めてあげてください

どんなに小さなことでも、「さすがだね!」「よく頑張ったね!」などと大げさなくらい褒めてあげてください。そのことがご本人の自信となり、その頑張った経験が前向きに次のステップへ進む大切な架け橋となります。

お口のけが(外傷)

いつも元気なお子様たち。いくらしっかり見ていても、どうしても転んでしまったり、お口をぶつけてしまったりすることが多くあります。歯が欠けた、歯が揺れている、歯肉や唇から出血がある、痛みがある、など、気になる症状がある場合は早めに歯科で診てもらいましょう。何も症状がなくても数週間〜数年かけて起こる変化があるのが歯の外傷の特徴です。特に乳歯の場合は、のちに生えてくる永久歯に影響が出る可能性もあります。お口の周りをぶつけた場合は、小児歯科専門医に診てもらうと良いでしょう。

歯が抜け落ちた場合

抜け落ちてしまった歯は、できるだけ根の部分に触れずに歯科へお持ちください。根の部分には歯根膜という大切な膜があります。根を直接触ったり、水道水で洗ったり、ティッシュで包んでしまうと、根の周りの組織が死んでしまいます。砂などがついていても洗い流さず、乾燥しないように歯の保存液か牛乳に入れてお持ちください。受傷後20分以内に来院していただくことが理想です。